2017年3月19日に東京都品川区で開催された日本小動物歯科研究会症例検討会に発表者として参加してきました。
今年は、『副鼻腔炎を伴う歯周病治療後に敗血症に陥った犬の1例』で発表し、幸運にも優秀賞を頂き、日々の歯科診療への新たなエネルギー源となっています。
この発表症例以外にも、歯周病が原因と考えられた肺炎を発症した猫など、歯周病から全身疾患へと移行し、最悪の場合、命を落としかねない状態に陥ってしまっていた症例に時折遭遇します。
たかが歯周病、されど歯周病です。
ここ数年間は毎年参加していますが、参加者数が年々増加しており、普段見逃されがちな歯科についてクローズアップされてきていることを再認識させられました。
日々感謝しつつ、今後もさらなる努力を重ねていきたいと思います。